診療内容

母体保護法による手術

当院では母体保護法に基づいて、妊娠第11週までの人工妊娠中絶手術を行っています。(12週以降の中期妊娠中絶は行っていません。)

 

「手術前」

①診察(内診、超音波検査)を行います。
②手術の適応、手術方法、麻酔方法についてお話します。
③相談のうえで、手術日時を決めます。
④手術の説明書、同意書をお渡ししたうえで、術前検査(採血、心電図など)を行います。
⑤手術当日までの注意事項、持ち物等について説明します。
※ 手術前日の夜12時以降は、食事、水分をとらないでください。

 

「手術当日」

①予定した日時に来院していただきます。
②術衣に着替えた後に、診察室で、ラミセルというマッチ棒のような器具を子宮の入り口に挿入します。(子宮の入り口を数時間かけて広げ、安全に手術を行うための処置です。
③鎮静薬、誤嚥予防薬を服用して、安静室で2、3時間(子宮の入り口が広がるまでの時間)休んでいただきます。
※ 脱水を防ぐため、手術1時間位前より点滴をします。

 

「手術」

①安全のため生体監視装置(心電図、血圧計、酸素飽和度測定器)を着けます。
②静脈麻酔をして、寝ている間に手術を行い、通常5分程度で終了します。
※ 手術のリスクとしては、麻酔によるアレルギーやショック、多量出血、子宮損傷、子宮内容遺残、感染症等がありますが、そのようなことが起きないよう、細心の注意を払います。もし、起きた場合には、迅速かつ的確に対応をしていきます。

 

「術後」

①術後、5分位で目が覚めますが、まだふらつきある状態なので、安静室で休んでいただきます。(血圧測定や出血の状態を観察します。)
②2時間位(個人差があります)して歩けるようになったら(最初に歩く時は、看護師が洗面所まで付き添います)診察をします。
③診察(内診、超音波)で出血、子宮の収縮に問題がなければ帰宅となります。
その際、薬(抗生剤、子宮収縮剤)と次回の再診予約票をお渡しします。
※再診予約前の時間外に具合が悪い時には、術後緊急連絡先に電話していただければ、すぐに対応をいたします。